競技スポーツを行う中でトレーニング時に
走ることは多いのではないでしょうか??
陸上短距離選手のような爆発的なダッシュ力を身に付けるには
かなりの技術・走り込みが必要になりますが
他競技のダッシュ・ランニングトレーニング時に
効率よく走れるポイントをお伝えします。
1・腕振りと脚の切り替え(シザース動作)タイミングが合っているか
2・身体の反動(反発)を感じる軸が確保できているか
非常にシンプルですがこの2点が大事になります。
歩幅が狭いから大きく走ろう
ダッシュ力がないからもっと素早く動かそう
もっと膝を高く上げよう
など・・・・・・・・
余計に力が入って逆に疲れる・前に進まない
どのスポーツもそうですが
考えれば考えるほど悪循環なことが
起きるケースが多く見られます。
走ることもまずはシンプルにです。
身体に抵抗をかけないようにスキップをやってみましょう!!
スムーズに前に進むことが出来たらそれがあなたにとっての
走りに必要な2つのポイントをクリアしたことになります。
当たり前なスキップですが身体能力をコントロール出来る
万能エクササイズなのです。
肩の痛みについて基本的な考え方を説明します。
まず、次の画像を見てください。
上腕骨が上に上がるには関節内で下方向の滑りが必要です。この滑りが少ないとどうなるでしょうか?
このように関節内の滑りが起こらずに、ポジションが崩れて当たってはいけない場所にぶつかってしまい痛みが出るのです。この滑りが出ない原因を特定しトレーニングメニューを組みます。簡単に言うと上についている筋肉が強くて、下についている筋肉が弱いとこういう動きになります。原因は肩甲骨の動きが悪い場合もありますし、動きを阻害する硬い筋肉の存在もあります。逆に動きをコントロール出来ない筋肉の弱さもあります。このように原因を探りながら根本から改善します。改善するためにイメージを持つことは大切です。まずは骨がこんな風に動いているとイメージしながらマシンを動かしてみて下さい!!
スポーツの中で初速のスピードを上げたい!!!
野球であれば「走塁」
サッカーであれば「初動作を素早く」
陸上競技であれば「スタート」などなど・・・・・・
このような点で数多くの方が悩まれているかと思います。
さて、どのようにして修正していくことがいいのか????
一般的には「腕の振り方」「脚の動かし方」「重心のかけ方(乗り込み方)」を
コーチさんは指導されるかと思います。
私の指導は身体の使い方は二の次で
臀部で支えて・臀部で押す
まずはこの動作を徹底的にドリル形式で
身体に覚え込ませる指導をしています!!
臀部で地面を押すことが出来ればあとは余計な
動作は要らなく無操作で動作が完結されるのです。
腕をしっかり振っても、脚を蹴っても、乗り込むなどの意識を
すればするほど末端操作となり力みが生じるので
地面からの力を前方歩行へ変えることが難しくなり
初動作を素早くしたり・スタートを速く走ることはできません。
日常生活からの練習方法として
歩き方・階段の登り方でも
前に振り出す・前に乗り込むの意識を
外して後ろ脚の臀部で押して
歩く・登るを行ってみてください!!!
膝の構造は芸術的です。
私の知る限り、完全に折りたためる関節は人体の中でも膝以外ありません。
「神は、人間に正座をさせるためにその機能を作ったのか?」
そんな高貴なことさえ想像するような芸術的動きです。
完全に折りたためるためには、膝蓋骨や大腿骨と脛骨の運動パターンが必要不可欠なのです。
骨の形や靱帯の役割もすべてがその目的の為に機能します。
この運動パターンが崩れた時に痛みや不具合が出るのです。
そのままほっておけば、体重を支える部分なので不具合は関節の変形、半月板の変形を引き起こします。
運動パターンを正常に戻す方法は、崩れ方により色々ありますので今回は詳しく書きません。
まずはセルフチェックしてみてください。
痛みがなくても、まっすぐ立った時に膝が伸びないとか、正座しにくいとかあればすぐに教えてください。
ひどくなる前に何とかしますから‼
前回に続き今回のトレーナー通信でも
自宅で簡単エクササイズを紹介していきます。
自宅で過ごすことが増えて運動をする機会が減った。
座って作業などが多くなって腰や背中が怠い。
言えば「運動不足」です。
運動不足になると順にこうなります。
*筋力の低下*
↓ ↓
*柔軟性の低下*
↓ ↓
*バランス保持能力の低下*
この3つが代表で上げられます。
今回は筋力低下について考えていきながら
エクササイズの提案をしていきましょう!!
運動不足になるとどこの筋肉が落ちるかといいますと。
腿や足周りと思われがちですが「殿筋群」なのです。
*体のバランスを支えたり、動き始めに必要なエンジン部分の
筋肉だからです*
なのでお尻のトレーニングを行い身体に刺激を入れましょう。
それでは一種目紹介をしていきます。
・横向きになり{写真}のフォームを取ります。
・上に向いているお尻に手を当てて少し足を後ろへ引きます。
(足を少し後ろに引くことでお尻全体を狙うことが出来ます)
(中殿筋・小殿筋を狙いやすくする為)
・体・足の位置が崩れないように上に向ている足を45度くらい
上方へ動かしていき一秒キープでゆっくりスタート位置へ戻していきます。
(常にお尻の筋肉が収縮しているようなスピードで動かしましょう)
・左右10回3セットを実施できればOKです。
3セットでもかなりの運動量になるので是非一度試してみてください。
余談になりますが下半身トレーニングでスクワットが一番イメージしやすいと思います。
一つの方法として、まずは細かい筋肉の殿筋群に刺激を入れてからスクワットを行うことで
脚周りだけではなくお尻や背中にも負荷をかけることができトレーニングの効率が上がります。
以上!!
お尻トレーニングの紹介でした\(^o^)/
「足底筋膜炎」
足底腱膜は踵とつま先の間に弦のように張っており、衝撃吸収をしているとされています。ランニングや体重増加などで足底腱膜に多くの負担がかかると、かかとの付近で小さな損傷が起きます。朝の起床時に床にかかとをついた際に鋭い痛みを感じる人が多いです。痛みの発生源となるのはかかとのやや内側よりやや前方の部分です。起床後は動かすにつれて痛みは弱まることが多く、朝の支度をしているうちに忘れてしまうということもあります。しかし日中に椅子などに長く座った後に立ち上がった時には再び症状を感じることがあります。
この症状で悩んでいる人は意外と多いです。
一般的に紹介される治療法はストレッチ。足首を柔軟に保ちたいからですが、「柔軟性を上げる=ストレッチ」と考えるのは間違いです。
症状の出ている足底筋膜には、伸張性のストレスにさらされています。その引っ張られて症状が出ている筋肉にストレッチをかける。治るわけありません。他の部位のみストレッチをかけて足首の柔軟性を高めるなら問題ありませんが、なかなか難しいでしょう。そんな時は踵骨を足底側に押さえて伸張性のストレスを軽減させてみましょう。緩めてあげることが柔軟性を取り戻させます(*やり方がよくわからなければジムで木本に聞いてください。)。クラブワンのトレーニングメニューもストレッチしているように感じるかもしれませんが、それよりも反対側の緩む部分を狙っていることが多いのです。どこを緩ませるかを考えてメニューを作っているんですよ。
でもこれもまだ対処療法でしかないんです。
本当に改善しないといけないのはここから先なのです。
続きは次回に。
今やコロナウイルス感染拡大により
ライフスタイルの変化に伴って
身体の不調を訴える方をよく耳にするように
なりました。
テレワークが増えて肩凝り・首こりや腰痛を感じる。
運動の頻度が減り運動不足を感じる。
イライラすることが増えた。
などなどです。
この環境を今すぐに変えることは難しいです。
ただ、現状を少しでも運動で改善にするには
どうしたらいいのか?
今年初のトレーナー通信は
自宅簡単エクササイズをご紹介していきます。
壁や柱に手を添えるだけ!!!!
姿勢改善エクササイズ、身体スッキリストレッチになります。
*20秒3セット*
[手順]
1
.壁や柱に肘を伸ばして手を添えます。
2
.腰は丸くなっていいので力を入れない。
3
.前に体重を乗せて肩甲骨を斜め下へ寄せる。
4
.顔は正面を向きゆっくり深呼吸を行う。
※肩甲骨付近の背骨が伸びている感覚があればOK※
肩凝り、首凝り、腰痛改善ストレッチ
不良姿勢改善エクササイズ
背骨には自律神経が通っているので
イライラやストレスの解消にも繋がります。
万能なエクササイズ、ストレッチ種目になりますので
是非、一度挑戦してみてください。
今年もまだまだコロナとの戦いは続きそうです。
ジムに行きたくても事情により行けない方もいらっしゃいます。
今年一年のトレーナー通信はこのような
自宅エクササイズ、ストレッチを中心的に
投稿をしていきますのでよろしくお願いします(*^ω^*)
肘関節の外側上顆炎、内側上顆炎。
一般的にテニス肘、ゴルフ肘と呼ばれるものです。
医学的には以下の様に治療を進めます。
テニスをプレーする人や、仕事や家事で手首や肘を酷使する人に発生する外側上顆炎(テニス肘)。肘に痛みを感じたら、なるべく手を休め、ストレッチやサポーターで肘の負担を減らすよう意識しましょう。片手でのバックハンド打ちを控え、両手で打ちましょう。
確かに休めること、負担のかからない動作を心掛けることは大切です。
しかしながら本質的な改善になっていません。
私の経験で言うと、伸張性のストレスからの炎症は強制弛緩により治癒を試みます。
反対に収縮性のストレスからの炎症はストレッチを組み合わせることで治癒させます。
痛いから何でもストレッチするのは間違いです。
強制的に弛緩させる方法は、
「筋肉の起始,停止の距離を短くしキープする」
これが非常に有効です。
そしてそもそも、痛みが出るのは使い方が悪いと考えましょう。
痛みが出にくい使い方は存在します。
肘のポジション、体幹との連動、パワーフローを見直すことで動作は変わります。
嘘のように痛みがなくなるものです。
これに関しては私は自分自身でも経験済みで、会員様でもたくさんの方に効果を実感して頂いています。
人の身体の症状は医学的にも分からないことは多いですが、
経験的にわかっていることがあるのも事実です。
悩みがあれば何でも相談してください!!
こんにちは。
今年最後のトレーナー通信は
「体幹」について投稿をしていきます。
体幹でも色々な考え方、トレーニング方法があります。
ここでは、スポーツ時の体幹という視点で見ていきます。
競技力向上の為によく実施されるような体幹トレーニング
「プランク」
「サイドプランク」
「レッグ&アームリフト」
「T字バランス」
などなど・・・・・・・・・・・・
代表的なトレーニングの種目を例に上げました。
もちろんどれも大切なトレーニングなのですが
実は上記の種目、かなり高難度種目であり
腹圧をかける状態で行わないと、効果が半減するのです。
スポーツの競技力向上に繋がる体幹は
不安定な状態で身体を保持することが体幹トレーニングではありません。
バランスが崩れそうになる動きに腹圧をかけた状態で
多方向に動かす・保持をしていくのです。
「動きながらパワー」を生むためのトレーニングが本来の体幹トレーニングなのです。
では、1つおすすめの体幹トレーニングを
紹介していきましょう!(^^)!
1・(スタート位置)仰向けに寝て両脚・両手を上げます。
2・膝・肘が曲がらないように地面すれすれまで
下げていきます。(対角線で)
3・2秒キープしてスタート位置に戻します。
*動作中は必ず背面が浮かないように
コントロールして動かしましょう*
*各10回3セット*
自然にお腹の方に力を加えられるので
走ったり・歩いたりする時にスムーズな乗り込みや移動ができます。
足が動きやすい・動作に対して力強さも感じます。
自体重系のトレーニングは目的によって
ポイントが変わってきますので何の為に行うのか
明確して体幹トレーニングを行ってみましょう!!
今年も半月を切りました。
年を越える前に是非、一度
紹介したエクササイズを試してみてください。
今年もありがとうございました(^^)/
20年近くトレーニングに向き合ってきているトレーニングオタクの木本です。こんな私のトレーニングの経験について書いていきたいと思います。
長い間トレーニングをしてきて振り返ってみると、いくつかの開眼のポイントがありました。そのポイントは色々な痛みや不快感を感じている時、それが劇的に治った時・抜けた時です。一番初めはトレーニングの研修で指導されていたころの話です。ハムストリングの付け根(座骨結節)の痛みに困っていました。
「どの筋肉が原因なのか?」
「骨盤のズレがあるのか?」
色々なマッサージを試したり、動かし方を試したり試行錯誤を続けました。当時一番即効性があったのは、強めのマッサージでした。しかしながら終わった後がいい感じでも、翌日以降すぐに元に戻ってしまいます。根気よく続けていくうちに気にならなくなりました。
「時間が解決したのか?」
「マッサージで良くなったのか?」
そんな漠然とした解釈をしていました。しばらく時間が経つと今度は、違った不快感を覚えるようになりました。付け根の痛みではなく、ハムストリング全体の強い張り感です。これはどれだけマッサージしても良くなりませんでした。この症状が良くなったのは、レッグプレスをする際の足首の角度に注意を払いだした時です。荷重をかける位置、受け止めた時に足首がどのように動くかを色々と試しました。
結論から言うと、アウトエッジに体重をかけ過ぎていた為、足関節のクッションが機能していなかったことが原因でした。足首の機能が出せると同時に、股関節の動きの方向性も変わったのです。アウトエッジに乗り過ぎてハムストリングにねじれの力をかけ過ぎていたのです。
これには本当に驚きました。
「ハムストリングで悩んでたのに足首の意識でこんなに変わるんや!!!」
人間のカラダは繋がっているといいますが、それを明確に実感できたエピソードでした。
こんな実体験があるからこそ、私がLPの足首のポジションについてうるさいんです。
めんどくさがらずに聞いてくださいね(笑)