モデルをされているFさんのトレーニング。
クラブワントレーニングを始められて3年になります。
仕事柄、常に美しいボディラインをキープしなければいけず、トレーニングは必要不可欠なモノですね。
クラブワントレーニングは「美」に対してもとても効果的なトレーニング方法です。
ところで、身体的な美しさで代表的なのが欧米人ではないかと思います。
彼らの身体を見てみると、お尻の位置が常に高い位置をキープし、胸が開かれ、背中の湾曲(背骨のカーブ)がとても綺麗に自然につくられています。
そして立ち姿以上に歩く姿や走る姿、動きのすべてが美しく感じられます。
我々日本人と欧米人では遺伝的に骨格に差がある為、トレーニングによって、彼らのような身体になることは困難だと考えられていました。
どれだけ、筋力トレーニングに励んでも無駄に太くなったり、不必要な部位に筋肉がついてしまったりと、、、
これはスポーツ界も同じですが、海外選手のトレーニングをそのまま取り入れて、肉体改造に失敗している日本人アスリートはあまりに多いように感じます。
根本的な部分の差を無視して、負荷や運動形態だけを真似ても身体は向上しません。
まず第一に、骨格を力の発揮できるポジショニングに導いてあげることが重要です。
肩甲骨や股関節の動き作りを行い、その周囲の筋肉に柔軟性と弾力性を獲得させることに集中するべきなのです。
各関節が力を発揮しやすい正しいポジションに収まれば、お尻の位置が高く、胸は開かれ、芯が一本通ったような美しいボディラインがつくられます。
世間ではボディメイクが流行していますが、人間本来の身体機能を無視して、負荷をかけることだけを考えたトレーニングばかりが目立ちます。
美しさと機能性はイコールでなければいけません。
本当の美しさと何か??いま一度考え直してみましょう!!
陸上競技短距離のHさん。
元々は野球が専門でしたが、昨年から陸上競技デビューされました。
同会員Kさんの指導のもとで着実にランニング技術も向上してきています。
この冬はじっくり身体作りを行って、来シーズンに備えてほしいですね。
この時期は多くのアスリートがオフシーズンとなり、来シーズンに向けて新たな課題を立てトレーニングに励んでいると思われますが、オフシーズンだからこそ出来る事の一つとして「動作改善」が挙げられます。
シーズン中にフォームを修正するということはアスリートにとって非常に勇気のいる行為です。
連戦が続く中で、急に今までと違う感覚を取り入れるとなると、目の前の試合をテストとしてこなしていかなければいけません。またこれによって元々あった、いい感覚を忘れてしまう危険性も高まります。
結果を気にしなくていい、オフシーズンが「動作改善」のチャンスです!!!
アスリートならば誰もが持っている理想の動きのイメージ、しかし多くの場合そのイメージに身体が追いついていません。
つまり、現段階では理想のイメージで動くには身体が適していない。ということなのです。
そして、この理想のイメージで動けないことの原因は多くの場合、肩甲骨や股関節の硬化や間違った筋収縮形態によるトレーニングから発生していると考えられます。
肩甲骨・股関節が機能的に働き、動きの中でそれらの連動制が保たれている。この身体コンディションを整えることが動作改善の核となる部分です。
このような身体コンディションを構築出来れば、今まで感じたことのなかった感覚を手に入れることが出来るはずです。
Hさん!!鬼コーチKさんのスパルタ指導、頑張って乗り越えて下さい!!クラブワンも全力でサポートさせて頂きます。
プロ競輪選手の川井泰介さん。
練習の合間に足繁くトレーニングしに来てくれています。
写真左のレッグプレスは400キロという高負荷で実施し、股関節筋群を最大限強化しています。
もちろん高負荷を扱う事で筋量を増加させることが目的ではありません。
座席によって正しく立ち上げられた骨盤、そして筋肉の緊張時間を可能な限りタイムリーにして動かすことで、不必要な力みがなく、実動作に近い動作形態をトレーニングで再現することが目的です。
このようなトレーニングを継続していくことが本質的なパワーの増大に繋がります。
自転車に乗る際の脚の回転動作を例に例えるとイメージしやすいと思います。回転中、常に力を入れ続けているわけではありませんね。踏み込み時、あるいは引き付け時に一瞬力を込め、後はその惰性によって回転スピードが高まります。
惰性時には出来るだけ力みが抜け、筋肉が弛緩した状態(力みなく力を発揮している状態)を保てるとスピードは高まり、動作はとてもしなやかなモノとなります。
全ての動作においてこのような力の発揮が求められるのです。つまり筋肉に一定の負荷を与え続け、常に緊張状態を強いられ続けてトレーニングしていては実際の動作に結び付きにくく、しなやかさを失ったり、動作スピードの低下が起こりかねないのです。
また常に緊張状態に強いられるようなトレーニングでは末端部(前腕やふくらはぎ等)の緊張も必要以上に起こりやすく、これも根幹部(肩甲骨や股関節)の動作に制限をかけ、機能的な動作が失われる原因となるでしょう。
このような緊張が起こりにくく実動作に直結した動作で鍛えることが出来るのがクラブワントレーニングの特徴の一つです。
川井プロ!!!しなやかで伸びのある走りを期待しています!!!
サッカーをされているIさんのトレーニング。
先日行われたover50サッカー大会で優勝されたチームのエースストライカーです。
写真左のバックスウィングでは股関節をダイナミックに動かし、股関節筋群、特に腸腰筋群の動きを改善します。
腸腰筋群の働きが高まれば、脚を前方に出す動作がスムーズで俊敏性に優れたモノになります。
また、脚が前方に出やすくなるという事はその分前傾姿勢を深くとることが出来るということでもあります。
前傾姿勢が深くとれれば加速が高まり、疾走スピードは向上します。腸腰筋群が機能的な働きをしていなければ無理に前傾姿勢をとっても、下肢がその前傾姿勢に見合った動きが出来ず、脚が後方に流れたり、接地ポイントのズレから転倒しそうになったりするでしょう。
Iさんは陸上の短距離もされています。正しい身体の使い方を日々トレーニングしていることで、over50の中でも、動きの俊敏性は別格なのではないでしょうか?
Iさん!!!この冬で更なるレベルアップを計りましょう!!!
ドラコン選手の永江義経さん。自己記録は418ヤード!!!
少しの間トレーニングお休みされていましたが、ここ最近久しぶりに戻って来られています。
飛距離を延ばすために、必要なのはパワー。これは誰もがイメージされると思います。
しかしこのパワーが一般的にとても誤解されやすい表現であることは間違いありません。
パワーをつける=筋肉量を増やす。誰もが考えることではないでしょうか?
鋼のような肉体、太く大きな上腕や胸筋群。如何にもパワーがありそうですね。
確かにトップアスリートは必要とされる部位の筋量はとても多く、一般の方とは比べものにならないほどです。
このような肉体を真似て、闇雲に負荷をかけ、トレーニングの目的が身体を大きくすること偏ってしまうアスリートを数多くみてきました。
身体を大きくすることに執着してトレーニングを行うと、不必要な部位の筋量まで増え、またトレーニングにおける筋収縮が実際の動作とは異なっているために、動けない身体、キレのない身体が構築されてしまいます。
ケガの原因となる典型的なパターンですね。スポーツ界ではまだまだケガをする=筋力が弱いと考えがちです。
パワーを高めるためにもケガをしないためにも、必要なのは闇雲な筋トレではなく、必要な部位を正しい筋収縮で動かし、機能的な身体を構築することです。
正しい方法でトレーニング出来てくると、必要な部位(股関節筋群や肩甲骨周囲)は大きく、回転性を求められるような大きさが不必要な部位(上腕や前腕、ふくらはぎ等)は細く、しなやかになるはずです。
実際、パフォーマンスに優れたトップアスリートの身体的特徴はこのようになっている事が多いように感じます。
そして、見るからに美しく、しなやかさを感じさせられます。機能美とはまさにこのことですね!!
永江義経さん!!自己ベスト更新に向けて、本質的なパワー向上頑張りましょう!!!
パーソナルトレーナーをされているMさんのトレーニング。
クラブワン継続10年会員さんのお一人です。
ご自身の身体管理と野球の競技力向上を目的にクラブワントレーニングを継続して下さっています。
パーソナルトレーナーという仕事柄、肩甲骨・股関節を中心としたクラブワントレーニングの重要性をしっかりと理解して下さっていて、お仕事にも活かしてくれているのではないでしょうか。
写真左のインクラインプレスでは肩甲骨と共同体として働く胸骨、鎖骨周囲の可動域を高め、上半身全体の動きを向上させます。
胸骨と鎖骨がジョイントしている部分を胸鎖関節といい、上半身の動きを向上させるにはこの部位を動かしておくことが必要不可欠となります。
胸筋群に間違った負荷のかけ方を繰り返し、過度に肥大を起こすと、胸鎖関節の働きに制限をかけることになりかねません。
投球動作がスムーズさに欠け、肩や肘に痛みを抱えている方は、胸鎖関節周囲を正しく動かすトレーニングを考えてみるのも一つかもしれません。
胸鎖関節が肩甲骨と連動してしっかりと働き出すと、上半身のさばき方がとてもスムーズになり、大きなパワーを指先からボールに伝えることが可能となります。
もちろんこの大きなパワーの源となっているのは股関節です。
上半身は下半身で生まれたパワーを伝達させる役目が主なのです。
こう考えていくと上腕や前腕、また大胸筋などを過度に肥大させる必要性がないことがわかりますね。
確かにプロ野球選手にはとても大きな上腕や前腕、大胸筋を持たれている選手は数多く存在します。しかし彼らの下半身、特に股関節筋群の強さは上半身とは比べものにならないほどです。
着目すべきは下半身、股関節筋群なのです。そしてこのパワーを上手く伝達出来る、動きに優れた上半身が必要です。
この辺りを多くの子供たちにも理解してもらえればと思います。
Mさんは少年野球のチーム指導もされています。
共に正しいトレーニング・正しい動き作りを広めていければと思います!!
肩こり・腰痛、姿勢改善を目的にトレーニングに来られているSさん。
かなりのトレーニング頻度で来館してくださっているので、身体変化もわかりやすいのではないでしょうか?
日常生活で最も固まりやすく、痛みや不快感の原因となる肩甲骨と股関節を中心に動き作りを実施しています。
写真のチェストマシーンでは肩甲骨の内・外転動作を引き出し、この動きを下半身を使ってコントロールします。
下半身の動きで、上半身の動きをリードしてあげることで連動制が高まりやすく、身体をパーツごとに考えるのではなく、全体で一つのモノであるというイメージがわかりやすいですね。
トレーニングをしていると、負荷をかけたり、動かしたりしている部分を過剰に意識することで全身の繋がりを忘れがちです。
上腕の筋肉だけに意識をおいて負荷をかけたり、股関節の動きを取り入れず膝の動きだけで下半身動作を行ったり・・・・
これでは実動作に結びつかなくて当然です。
筋肉量が増しているのにパワーが高まらなかったり、動作スピードが落ちたりするのは、正しい意識と動作でトレーニング出来ていないからなのです。
木でなく森を見る・・・トレーニングおいてとても大切なことですね。
意識をつま先から頭の先まで、全身に張り巡らせてトレーニングをすることで、日常生活においても身体感覚は大きく変化するはずです。
Sさん!!この調子で動ける身体作りを継続していきましょう!!
この春から大阪のバレーボール強豪高校に入学されたOさん。
中学生の頃頻繁に通ってくれていましたが、部活の忙しさで一旦クラブワンを離れられました。
しかし、日々のハードな練習で膝が痛み出し、一時は階段の上り下りもままならない状態だったようです。
どのような動きを意識してバレーをしているかを聞き取っていくと、レシーブ動作において、膝を前方に突き出すようなイメージでしゃがみ込んでいたようです。
この動作は明らかに大腿の前面部に負担がかかり、過度の疲労を引き起こします。このような動作が日々継続されていくと大腿四頭筋が膝蓋骨(膝の骨)を引っ張り出すことで炎症が起き、強い痛みが起こります。
股関節ではなく、膝関節を主体とした動作形態が癖づいていくこととなるのです。
膝を中心に動き続け、股関節を使う意識が希薄なため、どんどん動かなくなっていくのです。
クラブワントレーニングで股関節筋群の動きを引き出し、膝周囲の緊張を緩和させていく必要があります。
股関節がしっかり動き出せば、膝を前方に突き出すしゃがみ方ではなく、お尻を後方に引く正しいしゃがみ方が出来るようになるでしょう。
写真左のレッグプレスでは椅子の角度によって強制的に骨盤を立ち上げます。これによって大腿四頭筋の出力を最小限に抑え、ハムストリング~殿筋群の出力をメインとした出力形態をつくり上げていきます。つまり股関節主体の動作形態が身についていくのです。
Oさん。痛みなくバレーボールが出来るように、しっかりトレーニングしてください!!
中学3年生でサッカーをしているK君のトレーニングです。
クラブワンに入会して半年ですが、身体の使い方がかなり良くなってきました。
特に写真右のスクワット動作は股関節がしっかりと正しいポジションを作れています。
股関節だけが柔らかくてもこのような動作は出来ません。上半身~体幹の柔らかさも必要不可欠であり、全身の柔らかさと、連動性が向上してきたことによって可能となる動作なのです。
K君、入会当初は骨盤周囲の筋肉が硬く、股関節を上手く使えていない動きが目立ちました。
骨盤の後傾が強く、明らかに腰背部に負担のかかる姿勢となっていました。
しかし時間をかけて各関節ごとに負荷をかけ、動きを引き出すことで、複雑な動作も可能となってきました。
さて、次はこのスクワット動作に負荷をかけ、さらに難しい動きをしてもらわなければいけません。
K君!!この調子で痛みのない、しなやかな身体を作っていこう!!
最近入会されました中学三年生のS君。
春からは宮崎県の野球強豪校に入学予定です。
今は基本種目をじっくりと時間をかけて継続していく時期です。
体格的にも中学生にしては大きなS君ですが、肩甲骨・股関節周りはまだまだ硬く、その有利な体格をフルに活かすことが出来ていません。
これから高校入学までの間、クラブワントレーニングでしっかり動き作りをしていきましょう!!!
今後は基本種目で肩甲骨・股関節の動きを引き出すことを継続しながら、スクワット動作をどんどんレベルアップしていく予定です。
無数にあるクラブワントレーニングの種目を高校入学までにどれくらい出来るようになるでしょうか?
夏の終わりごろから、クラブワンでは中学三年生アスリートが多くなり出します。
中学の部活を引退し、高校入学に向けて身体を基礎から築き上げる時期だからです。
入学してからの練習を少しでも正しい動きでこなすことが出来るように、全力でサポートします。
S君、このペースでトレーニング頑張りましょう!!!