スポーツ競技:野球(ピッチャー)
当施設の利用目的:競技力向上・柔軟性・可動域向上・走力アップ:
週3~4回クラブワンでトレーニングをしているTくん。
今年の春から名古屋の高校へ進学して甲子園を目指す球児です。
(ちなみにクラブワンではTくんのように進学まで短期でトレーニングに
来てくれる学生も多数います。過去にクラブワン卒業生で
実際、甲子園に出場した学生もいます。)
この日のTくんがメインとしたトレーニングは
ピッチング動作とトレーニングの動きをリンクする為に
腸腰筋に着目をしてトレーニングを行いました。
種目名:バックスイング捻り:
腸腰筋は腰椎と大腿骨を結ぶ筋群で腸骨筋と大腰筋が関連しています。
主に股関節を屈曲(脚を上げる)させる働きをします。
そして腸腰筋はの上半身・下半身の繋ぎめになり連動にも
関連する筋肉になるので注目すべき点になると考えられます。
バックスイング捻りはTくんの目的である柔軟性・可動域向上・走力アップに
必要な種目と言えるでしょう。
他の種目でも日頃使えていない部分を刺激させて
全身が動けるようにして野球の練習とトレーニングを
リンクしてもらいたいですね!!
残り2か月Tくんがどこまで仕上がるか楽しみです。
:余談:
スポーツに問わず腸腰筋は身体を保持する筋肉でもあるんので
姿勢が気になる方や、足のバランスが気になる方も少し
意識してトレーニングに取り入れてみてはいかがでしょうか?
腸腰筋のことで気になる方は竹林までお尋ねください!
クラブワンに再入会して約10か月。
始めは腰痛がひどく、歩くのもやっとで陸上競技もほとんど休んでいる状態でした。
通い始めて2~3ヶ月で症状が改善し始め、今ではほとんど痛みを感じないレベルにまで復活しました。
ご本人さんの感覚では、プルオーバーとフロントスイングとエコノミーLPが特によかったそうです。
良くなりだすとあとは早いです。
今ではスクワットにベンチプレスなど競技に必要な筋力アップに励んでおられます。
来年は陸上競技復活の予定です!!
Uさんのように「自分の感覚でこれが良かった」、そう言える状態は理想です。
①自分の身体で良し悪しを感じようとしていること。
②そしてその感覚が結果に結びついていること。
自分の身体の感覚を磨いて、自分の身体と会話することが出来ると身体は故障なんてしなくなります。
それくらい人間の身体の感覚は凄いんです。
私もこの仕事をしていて、人間の身体の能力の高さにびっくりします。
何となく嫌な負荷、心地よい負荷は、無意識的に身体が判断しています。
そしてその判断は間違うことが少ないのです。
だからこそ、トレーナーは色々な負荷をかけられるようにトレーニングバリエーションをたくさん用意しています。是非色々なバリエーションを体感し、その中で必要なトレーニングを選別してください‼
本年もよろしくお願い致します。