こんにちは!
今回のトレーナー通信は瀬藤が担当させていただきます。
どうぞ宜しくお願い致します。
今回のテーマは、「シーテッド・カーフレイズ」についてです。
前回、投稿したスタンディング・カーフレイズと同様、
ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)を鍛える種目になります。
スタンディングでおこなった場合、下腿三頭筋の中でも、
特に、腓腹筋がメインで使われるとお伝えしましたが、
今回のシーテッド・カーフレイズでは、
ヒラメ筋がメインに切り替わります。
ヒラメ筋は、腓腹筋と異なり、単関節筋ですので、
足関節の底屈動作でのみ関与し、
特に膝関節が屈曲した状態での底屈に大きく貢献します。
ランニング、ジャンプなどの動作は、
身体を上方と前方に進めるヒラメ筋の力に大きく依存します。
大きさ自体は、小さな筋肉ですが、
羽状筋という形状をしており、
生理学的筋横断面積が大きい為、
非常に大きな力発揮をする筋肉です。
トレーニング方法としては、色々ありますが、
上の画像のように、膝の上にダンベルを立てて乗せ、
足関節の底屈を繰り返す方法が
一番手軽で、おこない易いでしょう。
慣れてきたら、強度がアップしますが、
台やプレートの上につま先側を乗せて、
ボトムポジションで、足関節をより背屈させると、
さらに効いてきます。
こんにちは。
トレーナー通信14作目
今回は、鎖骨について投稿をしていきます。
よろしくお願いします。
日常生活の疲れからくる、
肩凝り・首凝り・スポーツ動作時に必要な肩周辺の動き、
肩甲骨はしっかり動いているのになにかおかしい。
原因の一つとして考えられるのが鎖骨なのです。
画像を見てみると、
胸骨と左右の肩甲骨を結びつける骨で、肩甲骨とともに上肢帯を形成し、
上肢を体幹に結びつける役割をしているのです。
もちろん肩甲骨周辺も大事なのですが、同時に鎖骨も狙って動かすことも必要なのです。
クラブワントレーニングで、特に鎖骨を狙う種目として
*インクライン*
*アイアンクロス回旋*
*ラットマシン*(全種目)
代表的な3つのマシンを挙げています。
一度、行ったこともあるかもしれませんが
意識の持ちようで変わるので、
肩・首凝り・走動作時の腕振り・投げる・打つようなスポーツ動作で
困った際は、有効的です。
その際、フォームチェックを行いますので
ご相談くださいませ。
鎖骨ってとても大事な部位なのですよ!(^^)!
トレーニングを行う際に、動いている関節を意識してみましょう!!
関節は関節包という袋の中で包まれ、
その中は潤滑液で満たされています。
その接合面は氷のようにツルツルでほとんど抵抗がない状態です。
その抵抗のない面を滑って位置を変えたり、
回転して位置を変えることが関節運動です。
骨と骨が滑って、転がって動きが成り立っているのです。
*軸回旋という動きもあります。
その滑らかな動きを、適切な範囲で繰り返すことが
骨の位置をニュートラルなポジションへ誘導します。
可動域ぎりぎりまで動かさなくてもいいんです。
滑らかに動く範囲で、関節内の動きを引き出しましょう!!