フィットネスCLUB ONE (クラブワン)大阪 プロ競輪選手 川井泰介さん

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プロ競輪選手 川井泰介さん
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2017年11月

  • プロ競輪選手 川井泰介さん

     

    プロ競輪選手の川井泰介さん。

    練習の合間に足繁くトレーニングしに来てくれています。

    写真左のレッグプレスは400キロという高負荷で実施し、股関節筋群を最大限強化しています。

    もちろん高負荷を扱う事で筋量を増加させることが目的ではありません。

    座席によって正しく立ち上げられた骨盤、そして筋肉の緊張時間を可能な限りタイムリーにして動かすことで、不必要な力みがなく、実動作に近い動作形態をトレーニングで再現することが目的です。

    このようなトレーニングを継続していくことが本質的なパワーの増大に繋がります。

    自転車に乗る際の脚の回転動作を例に例えるとイメージしやすいと思います。回転中、常に力を入れ続けているわけではありませんね。踏み込み時、あるいは引き付け時に一瞬力を込め、後はその惰性によって回転スピードが高まります。

    惰性時には出来るだけ力みが抜け、筋肉が弛緩した状態(力みなく力を発揮している状態)を保てるとスピードは高まり、動作はとてもしなやかなモノとなります。

    全ての動作においてこのような力の発揮が求められるのです。つまり筋肉に一定の負荷を与え続け、常に緊張状態を強いられ続けてトレーニングしていては実際の動作に結び付きにくく、しなやかさを失ったり、動作スピードの低下が起こりかねないのです。

    また常に緊張状態に強いられるようなトレーニングでは末端部(前腕やふくらはぎ等)の緊張も必要以上に起こりやすく、これも根幹部(肩甲骨や股関節)の動作に制限をかけ、機能的な動作が失われる原因となるでしょう。

    このような緊張が起こりにくく実動作に直結した動作で鍛えることが出来るのがクラブワントレーニングの特徴の一つです。

    川井プロ!!!しなやかで伸びのある走りを期待しています!!!

  • サッカー Iさんのトレーニング

     

    サッカーをされているIさんのトレーニング。

    先日行われたover50サッカー大会で優勝されたチームのエースストライカーです。

    写真左のバックスウィングでは股関節をダイナミックに動かし、股関節筋群、特に腸腰筋群の動きを改善します。

    腸腰筋群の働きが高まれば、脚を前方に出す動作がスムーズで俊敏性に優れたモノになります。

    また、脚が前方に出やすくなるという事はその分前傾姿勢を深くとることが出来るということでもあります。

    前傾姿勢が深くとれれば加速が高まり、疾走スピードは向上します。腸腰筋群が機能的な働きをしていなければ無理に前傾姿勢をとっても、下肢がその前傾姿勢に見合った動きが出来ず、脚が後方に流れたり、接地ポイントのズレから転倒しそうになったりするでしょう。

    Iさんは陸上の短距離もされています。正しい身体の使い方を日々トレーニングしていることで、over50の中でも、動きの俊敏性は別格なのではないでしょうか?

    Iさん!!!この冬で更なるレベルアップを計りましょう!!!

  • ドラコン選手 永江義経さんのトレーニング

     

    ドラコン選手の永江義経さん。自己記録は418ヤード!!!

    少しの間トレーニングお休みされていましたが、ここ最近久しぶりに戻って来られています。

    飛距離を延ばすために、必要なのはパワー。これは誰もがイメージされると思います。

    しかしこのパワーが一般的にとても誤解されやすい表現であることは間違いありません。

    パワーをつける=筋肉量を増やす。誰もが考えることではないでしょうか?

    鋼のような肉体、太く大きな上腕や胸筋群。如何にもパワーがありそうですね。

    確かにトップアスリートは必要とされる部位の筋量はとても多く、一般の方とは比べものにならないほどです。

    このような肉体を真似て、闇雲に負荷をかけ、トレーニングの目的が身体を大きくすること偏ってしまうアスリートを数多くみてきました。

    身体を大きくすること執着してトレーニングを行うと、不必要な部位の筋量まで増え、またトレーニングにおける筋収縮が実際の動作とは異なっているために、動けない身体、キレのない身体が構築されてしまいます。

    ケガの原因となる典型的なパターンですね。スポーツ界ではまだまだケガをする=筋力が弱い考えがちです。

    パワーを高めるためにもケガをしないためにも、必要なのは闇雲な筋トレではなく、必要な部位を正しい筋収縮で動かし、機能的な身体を構築することです。

    正しい方法でトレーニング出来てくると、必要な部位(股関節筋群や肩甲骨周囲)は大きく、回転性を求められるような大きさが不必要な部位(上腕や前腕、ふくらはぎ等)は細く、しなやかになるはずです。

    実際、パフォーマンスに優れたトップアスリートの身体的特徴はこのようになっている事が多いように感じます。

    そして、見るからに美しく、しなやかさを感じさせられます。機能美とはまさにこのことですね!!

    永江義経さん!!自己ベスト更新に向けて、本質的なパワー向上頑張りましょう!!!

  • パーソナルトレーナーMさんのトレーニング

     

    パーソナルトレーナーをされているMさんのトレーニング。

    クラブワン継続10年会員さんのお一人です。

    ご自身の身体管理と野球の競技力向上を目的にクラブワントレーニングを継続して下さっています。

    パーソナルトレーナーという仕事柄、肩甲骨股関節を中心としたクラブワントレーニングの重要性をしっかりと理解して下さっていて、お仕事にも活かしてくれているのではないでしょうか。

    写真左のインクラインプレスでは肩甲骨と共同体として働く胸骨鎖骨周囲の可動域を高め、上半身全体の動きを向上させます。

    胸骨と鎖骨がジョイントしている部分を胸鎖関節といい、上半身の動きを向上させるにはこの部位を動かしておくことが必要不可欠となります。

    胸筋群に間違った負荷のかけ方を繰り返し、過度に肥大を起こすと、胸鎖関節の働きに制限をかけることになりかねません。

    投球動作がスムーズさに欠け、肩や肘に痛みを抱えている方は、胸鎖関節周囲を正しく動かすトレーニングを考えてみるのも一つかもしれません。

    胸鎖関節が肩甲骨と連動してしっかりと働き出すと、上半身のさばき方がとてもスムーズになり、大きなパワーを指先からボールに伝えることが可能となります。

    もちろんこの大きなパワーの源となっているのは股関節です。

    上半身は下半身で生まれたパワーを伝達させる役目なのです。

    こう考えていくと上腕や前腕、また大胸筋などを過度に肥大させる必要性がないことがわかりますね。

    確かにプロ野球選手にはとても大きな上腕や前腕、大胸筋を持たれている選手は数多く存在します。しかし彼らの下半身、特に股関節筋群の強さは上半身とは比べものにならないほどです。

    着目すべきは下半身股関節筋群なのです。そしてこのパワーを上手く伝達出来る、動きに優れた上半身が必要です。

    この辺りを多くの子供たちにも理解してもらえればと思います。

    Mさんは少年野球のチーム指導もされています。

    共に正しいトレーニング・正しい動き作りを広めていければと思います!!

  • 姿勢改善 肩こり 腰痛 Sさんのトレーニング

     

    肩こり・腰痛、姿勢改善を目的にトレーニングに来られているSさん。

    かなりのトレーニング頻度で来館してくださっているので、身体変化もわかりやすいのではないでしょうか?

    日常生活で最も固まりやすく、痛みや不快感の原因となる肩甲骨股関節を中心に動き作りを実施しています。

    写真のチェストマシーンでは肩甲骨の内・外転動作を引き出し、この動きを下半身を使ってコントロールします。

    下半身の動きで、上半身の動きをリードしてあげることで連動制が高まりやすく、身体をパーツごとに考えるのではなく、全体で一つのモノであるというイメージがわかりやすいですね。

    トレーニングをしていると、負荷をかけたり、動かしたりしている部分を過剰に意識することで全身の繋がり忘れがちです。

    上腕の筋肉だけに意識をおいて負荷をかけたり、股関節の動きを取り入れず膝の動きだけで下半身動作を行ったり・・・・

    これでは実動作に結びつかなくて当然です。

    筋肉量が増しているのにパワーが高まらなかったり、動作スピードが落ちたりするのは、正しい意識と動作でトレーニング出来ていないからなのです。

    木でなく森を見る・・・トレーニングおいてとても大切なことですね。

    意識をつま先から頭の先まで、全身に張り巡らせてトレーニングをすることで、日常生活においても身体感覚は大きく変化するはずです。

    Sさん!!この調子で動ける身体作りを継続していきましょう!!