ボクシング・陸上短距離・サッカーと多種競技をされているYさん。
肩甲骨から体側部の連動性を引き出すメニューを実施しています。
横腹から背中、これらは肩甲骨の可動域に大きな影響を及ぼします。
腕を上に挙げ、肩甲骨を引き上げる時、横腹~背中の筋肉も同時に引き伸ばされる感覚があるはずです。
さらにこれら横腹~背中の筋肉は股関節筋群とも連結しています。
肩甲骨と股関節という離れた部分にある二つの関係性が見えてきますね!!!
正しい身体の使い方には肩甲骨と股関節の連動性が必要不可欠なのです!!!
中学生テニスプレーヤーのAちゃん。
いつもテニススクールでの練習前にトレーニングに来てくれます。
マシントレーニングのポジションがかなり安定してきましたね!!!
安定したポジショニングで継続的にトレーニングを行うと、小さな力感で大きな出力を発揮できるようになります。
一般的に「慣れ」という言葉で表現されるモノですね!!!
Aちゃん。この調子でトレーニング頑張って行きましょう!!!
サラリーマンのTさんは、入会当初、足部の捻挫癖を抱えてました。
マラソンに挑戦したいとの希望から 走れるような身体作り、全身の可動域を向上させ、足部に負担のかからない走法を身につける事をテーマとして、トレーニングに取り組んできました。
肩甲骨・股関節の可動域が高まり、正しい身体の使い方を覚えると足部のような末端部に対しての負担は軽減されてきます。
足首が弱いのではなく・・・股関節が使えていない。これが本質ですね!!!
結果としては現在、捻挫はほとんどなくなり、3月にフルマラソンを無事に完走されたようです。
次なる目標は4時間を切る事。
4時間切りに向けて、更なる可動域の向上と正しい身体の使い方を身につけて行きましょう!!!
前傾スクワットで基礎を構成中のYさん。
まずはこの動きで股関節の動きをしっかりと定着させて行きます!!!
臀部は下に落とすのではなく、後方へスライドさせて行くイメージがいいですね!!!
股関節で地面をしっかりと押さえましょう!!!
Yさん。これからどんどん複雑になって行きますよ!!!
スキーを専門にされているTさん。
無事に怪我なく今シーズンを終えたそうです。
靭帯損傷からの復帰です。
今シーズンは限りなく実動作に近い練習で、しなやかな動きを重点とした柔軟性トレーニングをコツコツと実施し、シーズン最大の目標であった検定に合格されました。
来季のシーズンインまでの課題として、「股関節を使ったスキー」という事をテーマにしていくようです。
股関節や肩甲骨・・・大きい部位をしっかりと使った動きこそ機能的な動きなのです。
サーファーYさんのスクワットトレーニング。
日々のトレーニング継続によって、スクワット動作が大きく向上してきています。
サーフィン中にも股関節を上手く使えている感じを、実感出来ているようです。
限りなく実動作に近いトレーニング様式であるからこそ、感じる事の出来る感覚ですね。
股関節に入る、股関節で地面を抑える、このような感覚を感じられるようになる事はスポーツ上達の大きな一歩ですね!!!
プロボクサーを目指しているS君。
レッグプレスでの下肢のポジションが安定してきました。
トレーニング開始した頃は明らかに安定性のない股関節の動きでした。
足を置く位置が安定せずにズレたり、足関節~股関節までのラインが崩れるなど、下肢筋群の硬化が強い人のほとんどがこのような不安定なポジションになります。
しかしトレーニングを継続して行くと、可動域・柔軟性が向上し、安定したポジションを獲得する事が出来ます。
身体の明らかな変化を感じる事ができるようになるでしょう!!!
Kさんしっかりトレーニングを継続してくれています。
「身体がラクになる。気持ちいい。」と嬉しいお言葉。
肩甲骨や股関節が動き出し、機能性を取り戻していくというのは本当に気持ちいいモノですね。
しかしこれが人間、本来の姿のはずなのです。
失っていた機能を呼び覚ます事がトレーニングの目的なのです!!
次回のクラブワンの日常、更新は5月8日(金)です。