中学三年生、間もなく高校入学のI君。
11月にトレーニングを開始してから、肩甲骨・股関節を中心に全身の動き作りを実施してきました。
トレーニングの一つの目標である、スクワット動作もかなり良くなってきています。
写真左のハックスクワットでは、膝関節の余計な動きを抑えることで、
大腿四頭筋ではなく、
殿筋~ハムストリング、股関節を主体とした力の発揮を身体に覚え込ませます。
これがランニング動作において、最も重要な身体の使い方の一つです。
股関節が硬化して機能的に働かない人は、このようなスクワット動作が上手く出来ず、
膝関節を中心とした出力形態に陥ります。
ドタドタとした走り方や、上下動が激しい走りの特徴を持っているランナーは、
股関節が硬く、膝を主体とした動きになっている可能性が高いです。
股関節の正しい使い方、そして肩甲骨との連動性、
短距離ランナーにとって必要不可欠な要素ですね。
I君!!高校入学に向けてラストスパート頑張りましょう!!