Wさんのトレーニング。
マラソンとゴルフの競技力向上を目的にトレーニングされています。
クラブワン創設当初の会員様ですが一度退会され、またカムバックしてくださいました。
週に2~3回のペースを継続してトレーニングされています。
どのような競技を行うにしても、肩甲骨・股関節を正しく使える身体作りが基本です。
肩甲骨・股関節はパワーの源であり、これらが機能的に働いてこそ身体活動は成されるのです。
ゴルフのスウィング動作では下半身、特に股関節を使って打ちなさい。という指導が多いのではないでしょうか?
確かに股関節は先ほど述べたようにパワーの源です。まず股関節からパワーを出させる必要があります。
しかしどれだけ股関節を使おうと必死になって意識しても、股関節筋群が硬化し、機能性が欠如していれば上手く使うことなど出来ません。
股関節が上手く働かず、上半身に頼った打ち方となるでしょう。
上半身に頼った打ち方になると、肘や肩といった脆弱な部位に対してのストレスが高まります。
痛みが発生するのは時間の問題ですね。
無理のある身体の使い方をするよりも、まずは正しいトレーニングです。
股関節の正しい使い方をトレーニングし、殿筋群やハムストリング、内転筋群の柔らかさを高めます。
トレーニングを継続していくと、股関節で地面を捉える感覚、そして股関節を使って打つ。というイメージがしっかり出来るようになります。
股関節や肩甲骨が動き出すと実動作のイメージがはっきりと見えてくるのです。