クラブワン10年会員様のお一人、Dさんのトレーニング。
ここ数年はマラソンをメインで取り組まれています。
フルマラソンに向けて、走り込む量が増えてくると身体へのダメージは相当なモノだと考えられます。
特に股関節周囲の疲労による動作不全、これは体幹を通じて上半身全体へ影響を及ぼします。
股関節の動きに制限がかかっていると肩甲骨も正常に働かず、連動性を失った無理のある走動作で走り続けることになるのです。
マラソンのように練習量を求められる競技をされている方は、特に身体コンディションに気を付けなければいけませんね。
筋力トレーニングで筋肉量を増加させることよりも、まず動ける身体バランス、そして正しい身体の使い方をマスターする必要があります。
むやみやたらに筋肉量を増やすことに集中してしまうと、股関節や肩甲骨の動作不全を悪化させてしまう恐れがあります。筋肉量は増えているのに、上手く動かせないため筋肉の出力は低くなる。
使えない筋肉や見せかけだけの筋肉などと表現される身体が構築されてしまうのです。
Dさんのように10年もトレーニングを継続してくれていると、疲労も溜まりにくく、ランニング動作のコツを掴むのも早いのではないでしょうか??
Dさん。20年会員目指して頑張りましょう。