こんにちは!
今回のトレーナー通信は瀬藤が担当させて頂きます。
宜しくお願いします。
今回のテーマは、サイドレイズについてです。
サイドレイズは、ダンベルを持って、
肩を支点に腕を開いていくトレーニングで、
三角筋の中部を鍛える種目です。
三角筋の中部にしっかりと刺激を入れるコツは、
上半身を少し前傾させ、キープすることです。
三角筋は、真横から見ると、
下図のように、身体の正面側に向かって
斜めについている為、少し前傾することで
力のベクトルと筋肉の向きを一致させることが出来、
負荷が乗り易くなります。
同じような理由で、小指側から挙上するやり方
つまり、肩関節を内旋させるやり方がメジャーですが、
これを意識し過ぎると、
サイドヘッドの強い収縮には効果的ですが、
インピンジメントを引き起こしやすい為、
あまりお勧めしません。
かと言って、親指側から挙上すると
負荷が逃げてしまいます。
特に、セットを重ね、疲労が溜まってくると、
親指側主導でダンベルを挙げたくなってきますが、
私の場合、薬指と小指の2本を人差し指、中指に比べ、
終始、少し強く握ることで、それを防いでいます。